【旭川市】建設中の旭川市役所の新総合庁舎は、11月から業務を開始する予定です。

旭川新総合庁舎全貌

現在建設中の旭川市役所の新総合庁舎ですが、市の職員の話や新庁舎建設NEWSによると、2023年11月から業務を開始する予定であることが分かりました。

旭川新総合庁舎遠目から

旭川市総合庁舎建替基本設計を見ると、鉄骨造りの地上9階、地下1階建てとなり、9階は展望フロアとなるとのことです。9階の展望フロアは「木の家具」が設置されるとのことで、どのようなデザインのものが設置されるか楽しみですね。

旭川新総合庁舎の遠目から写真

新総合庁舎の建替新築工事の様子はこちらのツイッター「旭川総合庁舎 建替新築工事」から発信されています。
11月から新総合庁舎での業務を開始するので、現在の総合庁舎についてはその後、解体し駐車場になる予定とのことでした。

現在の総合庁舎は、旭川にゆかりのある建築家の佐藤武夫の設計で、日本建築学会賞を受賞しています。1958年(昭和33年)より業務を開始し、現在まで市民に親しまれてきました。現在の総合庁舎が見られるのは、いつまでか分かりませんが、思い出深い方も多いと思いますので、記憶に残すためにもう一度見に行ってはいかがですか。

旭川、現在の総合庁舎

現総合庁舎が閉鎖し取り壊されるまでに何かイベントなどあれば嬉しいですね。今のところその予定はないとのことです。何か思い出に残るイベントなど開催となれば盛り上がりますね。情報が入りましたらお知らせします。

現在、旭川市役所総合庁舎前一帯では、かつての庁舎などの写真が貼られ、旭川の歴史が振り返られるようになっています。

こちらは1901年(明治34年)に、陸軍大臣児玉源太郎が旭川に来訪したときの写真です。1904年(明治37年)に勃発した日露戦争において、陸の英雄と呼ばれる児玉も、戦争の3年前に旭川に来訪していたのですね。写真を見て驚きました。

そしてこちらはかつての旭川市役所の庁舎外観です。昭和30年代に撮影したもので、真ん中にあるのは旭川市徽章でしょうか。開拓のシンボルである五稜星に似ていますね。洋館の風情がありとても素敵な庁舎だったようです。

その他、第七師団の写真などかつてを偲ぶ写真が貼られていますので、旭川という街を知るうえで参考になると思います。近くを通られたときには、ぜひご覧ください。

旭川新総合庁舎と現総合庁舎

いつまで現在の総合庁舎が見られるかわかりません。そのため新総合庁舎と現在の総合庁舎が並んで見られるのは、とても貴重な期間になるかもしれません。青空にとても映える総合庁舎です。工事の案内の看板が取れ、2つの総合庁舎の全貌が見えるようになりましたら、ぜひ2つの庁舎を見比べに行ってみてください。

旭川市役所はこちら。↓

みゃあ
 

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